ギャングな猫をキャリーに入れる方法



何度か猫をキャリーに入れる方法を教えてほしいと聞かれた事がある。

この場合、たいていは捕まえようとするとお怒りになられる猫さまがお相手だ。

置いておけば勝手に入ってくれるような猫もいるが、そうではない猫の方が断然多い。(元野良猫ばかりを相手にしている筆者の主観です)

猫はそもそも自分のテリトリー内で生活する動物で、知らない場所に行くのは苦手であり、ストレスも感じる。ちょっとした事で驚いてパニックを起こし、わけもわからず走ってしまうこともある。タイミングが悪ければ交通事故にも遭いかねない。

そんなことにならないように、キャリーに入れて安全に移動することは、飼い主や保護主の責務である。

以前聞かれた時のメッセージのやりとりを読み返すと、なんともわかりずらい説明をしていたりもして、自分の言語化能力にがっかりしてしまった。やりとりをしていた方にも申し訳ない。

次にどなたかに聞かれた時には、このページを開き、コピペできるように書いておこうと思う。

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▼猫をキャリーに入れる方法

よくバスタオル数枚と洗濯ネットを使っています。洗濯ネットのファスナーの金具に穴があったら、15cmくらいのひもを付けておくと後々に使えるかもしれません。

頭をタオルで覆うと大人しくなるので(不動化と言うそうです)、覆った状態で洗濯ネットに入れてしまいます。

頭をタオルで覆う時にもシャーシャー言って手が出たりする場合は、突っ張り棒でもなんでも良いので、棒の先にタオルを引っ掛けて頭にかけると良いと思います。それかタオルを広げて頭部を目掛けて投げるか。

洗濯ネットは頭から入れた方が良いのですが、タオルが頭からポロッと落ちてしまったりするので、すかさず別のタオルを洗濯ネットの上からかけ、とにかく視界を遮るようにします。

頭と前足が洗濯ネットに入ったら、洗濯ネットの開口部を床に沿わせて自分のほうに少しずつ引き寄せると、猫が自分でモゾモゾと動いて自然と洗濯ネットの奥に行ってくれます。

洗濯ネットのファスナーは閉められるチャンスがあれば、どんどん閉めてしまうほうが良いと思います。この時にファスナーの金具に紐が付いていると、締めやすい事があるのです。なくても大丈夫なこともあると思います。

窮屈そうでしたらネットのファスナーをちょっとだけ開けて、ズルズルとタオルを出すのですが、頭からタオルが取れると暴れてネットを破る子もいるので、馬力がありそうな猫でしたら、タオルはそのままのほうが安心かなと思います。

ネットに入ったままの状態で、上からバスタオルをかけて、簀巻き状態にして、キャリーに入れます。

猫と自分の手との間に必ずタオルがあるようにすると、無傷でいけると思います。(タオルがギシギシ言うくらいタオルの上から思いっきり噛む猫がいて、あそこに指が入ったらヤバいな...とヒヤッとしたことがあります…)

ネットの大きさですが、60x55cmのは入れやすいのですが、55x40cmですと、とてもやりづらいです。少し大きめの猫を55x40cmのネットに入れたことがあるのですが、ぎゅうぎゅうになってしまっていました。一辺が50cm以下ですと、猫用には向いていないのかなと思っています。

できれば猫が「?」と思っている間に終わらせられると良いですよね。ご検討を祈ります!何かございましたらお気軽にご質問くださいませ。

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筆者は保護猫カフェ勤務時代や現在の多頭飼育状況下でも、往診時に獣医師の先生がいらっしゃるまでに荒くれギャング猫たちをネットに入れて待機させる必要があり、何度もこの作業を行っているうちにノウハウを身につけることができた。

どうしても必要な場合はサイト内の「お世話代行」からお申し込みください。


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